まもなく術後半年が経過。現在の状況について。

だいぶ久々の更新となってしまいました。
2021年10月中旬頃に手術を終え、もう間もなく半年が経ちます。

耳の状況

右耳は相変わらずピーッという耳鳴りだけが続いてます。たまに「キュッキュッ」といった音が聞こえることがあり、何かの好転反応なのでは・・と期待しますが特に回復はなし。
不便だと思うかもしれませんが一旦諦めてしまえばなんともありません。
まだ居酒屋のようにガヤガヤとした場所では会話しづらいですね。これに慣れるには相当の時間が必要となりそうです。

後頭部の状態

後頭部に触れた時の違和感がまだ残ってますが、特に異常はなさそうです。
右耳の後ろの骨を開けた箇所が、左側と比べて凹んでいる気がします。。まあ常に気になる程ではありませんが、横になる時に少し庇ってしまう癖がつきました。
半年ほどで違和感もなくなるかなと思っていたのですが、1年くらいは残るものかもしれませんね。

概ね健康面での不安はなくなってきました。
そろそろジョギングなどもしてよさそうですが、次回の診察時(確か6月頃?)に先生と相談してみます。
激しい運動はまだ控えるようにと言われておりますが、後頭部への衝撃などがなければ問題なさそうに感じます。

ライブをした話

そしてここからは個人的な話ですが、、昔バンドでボーカルをしていた時期がありまして。
8年ほど音楽から離れていたものの、幼馴染のギタリストに誘われライブをすることに。まあこの短期間では楽曲も用意できないのでコピバンという形になりましたが。

これまでは変な意地を張って、

  • 絶対にセッションバンドなんてしない
  • もうバンドはやめたんだから適当なことはしたくない


なんて話しておりました。
何者でもないくせに青すぎますねえ。やりたきゃやれよって話ですよね。
恥ずかしいなーこれは。。まだ20代前半の話でした。

今回ライブをすることについて、↑の過去の発言をよく知るごくごく一部の人間からはよく思われていないということを聞かされました。

だいぶ歳を重ねたものの、根本的な人間性は変わっていません。相変わらずダメ人間かもしれません。
ただ、あれから8年も経ってます。
8年ですよ!8年。ほぼ人間の一生の10分の1の時が過ぎたわけです。

人間8年も経てば周りの環境や様々な出来事に触れ、考えも変わります。
生きていることに感謝したいし、生きているうちにできることはしたい。もう誰も覚えていなかったとしても、誰かが楽しんでくれる可能性があるなら喜んで手を貸したい。
それに誘ってくれたのが彼じゃなかったら確実にお断りしていたと思います。こんな状態の俺を誘うなんて正気か、、と思いましたが、彼なりに思うところがあったんだろうなと察します。

僕は人様に何かいちゃもんをつけられる立場じゃないので、何も言わないでおきます。
少しだけ寂しい気分にはなったけれど、そのぶん応援してくれた方々に感謝すべきですね。

そしてライブ当日は本当に楽しかった!
昔よく見た顔はマスク越しでもはっきりとわかります。
来てくれたお馴染みのみんな、当日出会った初めましてのみんな、本当に本当にありがとう。
おかげでまた楽しく生きていけます。
メンバーの皆もとても楽しかったらしく、翌日会ったら寂しさのあまり顔がげっそりしてました。

書きたいことは山ほどありますが、バンドマンのブログみたいにしたいわけではないのでここまでにしておきます。

片耳で歌うことについて

で、肝心の耳のほうですが歌うのにはさほど支障はありません。
カラオケのスピーカーやライブハウスのモニター(自分の方に向いている足元のスピーカー)の位置にさえ気を付ければ問題ないかと。 
僕の場合はライブハウスのPAさんに、モニターは左に全振りでお願いしますと伝えていました。
それでも若干聞き取りづらく、音程も取りづらいのは慣れるしかありません。

あと爆音の中でも片耳が聞こえないので自覚はありませんが、聴覚へのダメージはありそう。
騒音の中で心配でしたら聞こえないほうの耳に耳栓を入れておくといいかもです。

ちなみに音楽仲間に勧められた耳栓はこちら。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00IYJ8VOG?ref=cmsw_r_cp_ud_dp_T1_XAA5K4EVPXFBJXG7DSF5

今回ライブで使ったものの、あまり効果はありませんでした。むしろ篭って聞こえるような気がします。
次回はこちらを試してみます。先程の耳栓の上位モデルになるんですかね。これでダメならとうとうイヤモニですね。
https://www.amazon.co.jp/dp/B085NQRH4T?ref_=cm_sw_r_cp_ud_dp_T1_DEKQ7MMES81NM0B4BCYC

かなりピンポイントな情報にはなりますが、誰かのお役に立てれば幸いです。


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Written by CHANGHYO.
千葉県在住フリーランスエンジニア。聴神経脳腫瘍の発覚・手術・術後の生活に至るまで様々なことを書きます。 You should follow them on Twitter